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オーバースイングの矯正 右手の移動距離を短くする

2011年11月01日

ヤスさん(HCP9)のオーバースイングの原因は、大きな円弧を描くバックスイングが最大飛距離をもたらすという考え方に起因していました。そのため、身体は回るだけまわしたほうが良い、そして器用な右手で思い切り振り上げたほうが良いと思っていたようです。その結果、リバースピボット(左サイドが傾く逆体重のトップポジション)になって、クラブが頭上を交差するスイングになっていました。

それをどのように矯正したかと言うと、「回す」スイングから「ねじれ」のスイングへ変えてみました。まず、構えた時の左腰の位置を変えないで胸を回してみる。左の鎖骨あたりが左あごにちょこっと触れるぐらいでも、腹筋が少し硬くなって腹圧がかかります。これで十分ねじれています。

そして、動画にも見られるように、左脇を開けないように左肘を支点に左前腕を回内(内側に回す)しながら胸のラインに巻きつくように上げていきます。ちょうど、右肩の横まで上がって、シャフトが右肩口の下に斜めに横切るくらいのところが、ちょっときついはずです。左手の役目はここまででOK!これ以上振り上げる必要はないです。身体を捻じるわけですから、ここから腕を上方に上げてしまうと、力のベクトルが間違った方向に働いてしまいます。

次に、アドレスの位置に戻した右手を左手のところまで、最短距離で右肘をたたんでみてください。思った以上に右手の移動距離は短いし、ほんのちょっとしか動いていないと感じるはずです。あの丸山茂樹選手も15年くらい前に、これと同じようなレッスンを受けてオーバースイングを矯正しています。

ヤスさんの仮想トップ位置を見ると、肩は半分くらいしかまわっていないし、左肘もビシッと伸びてません。左腕も胸の高さぐらいしか上がっていませんが、実際のトップでは遠心力が加わって、腕も伸びて肩もしっかり入っています。アマチュアの方がプロの連続写真を見てその通りにやろうとすると、実際はオーバーワークになってゆるんでしまうことが多いんです。ヤスさんの場合は理想よりもかなり小さいバックスイングとちょっとした捻じれの感覚を取り入れたことで、理想に近づくことができました。


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