ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

スイングBefore・After (50)

2011年11月03日

本日のお客様は東京から来てくれたヤスさん(40歳 HCP9)です。

中々お休みが取れない中、1週間のトレーニングコースに参加してくれました。

ゴルフを始めて十数年、フックボールだけでコース攻略をしてきたので、もう一歩前に踏み出すには曲がり幅の少ない球筋を模索すること。そして、ミスショットの一番の原因になっているオーバースイング及び明治の大砲の矯正方法を理解して帰りたいとのことでした。将来は競技ゴルフにもいろいろ参加してみたいとのことでした。

(スイングの改善点)

?最初の所見で感じたことは、トップ付近でシャフトが頭側にクロスして、上体が左へ傾くリバースピボット(明治の大砲=逆体重移動)になることでした。

それはバックスイング時に右膝が真っすぐ伸びて、腰が右にスエーしてしまうためでした。

まず、突っ立った高重心の構え(踵体重)を矯正。

後方から見た時に脇の下→右膝→右足拇指球のラインが一直線に重なる構えにして、低重心のどっしりしたアドレスに変更。

腰の付け根から30度前傾して両膝を少し曲げて、両足の拇指球と土踏まず側に荷重を移動させた。

そして、正面から見た時は右足土踏まずから上に垂線を引いて、右腰がその内側に入るように右サイドを押し込んだ構えに矯正。

アドレス時に右足外側にスエー矯正板を挟んで土踏まずにエッジを効かせて腰をひねる感覚と同時に、右足踵でボールを踏んづけて、右膝を曲げたまま腹筋を水平に捻転する感覚を身につけた。

正面と後方から見た時のラインを意識することで、両足の内腿の筋肉を使い足裏で地面をわしづかみにして捻転する感覚が養われたので、体幹軸のゆるみがだいぶ解消されました。

?バックスイングの始動で「右肘を引く」すなわち右手主導で上げようとするため、身体の回転と腕の振りが同調していませんでした。

勢いよく手を振り上げる(リフトする)ので、その反動で上体が左へ傾き、オーバースイングを誘発していました。

まず最初に、簡単トップ形成ドリルの3レバースイングドリルを用いて、グリップが右胸の横に来るコンパクトなトップに矯正。

1、グリップと両肘で作られる三角形は常に胸の正面にあるか?

2、シャフトが右肩口を斜めに横切って上がっているか?

3、トップで両肘に余裕(柔らかさ)があり、脇は軽く締まっているか?

4、腹筋が硬くなって腹圧がかかっているかなどをイメージしながら練習しました。

これができるようになったら、左サイド(左肘を支点に前腕を回しながら胸のラインに巻きつくように上げる)を意識しながら胸の回転と同調して右肘のヒンジング&手首のコックを補助的に短く使って上げられるように特訓しました。その結果、オーバースイングとリバースピボットが矯正され、スイング軌道が安定してきました。

?テニスボールを使ったサイドスローイングドリルを用いて、動きのシークエンス(流れの中で動きの順番性)を学んだ。

左肩が開かないように、左足を踏み込んで左のお尻にグッと体重が乗った時には、右手は身体から一番遠い位置にあり、左サイドの押し込みと同時に右サイドに広いふところが作られる。この時、テニスボールと腕の重みで右腕がしなりを感じて下りてくる。

野球出身者のヤスさんには脚を使って上体との時間差をつくるタメのタイミングとリリースアクションを理解することができた。

?ダウンの切り返しですぐに右腰と右膝を回してしまうと腰が引けて、左サイドのリードでバンプ(左足外側の垂線上まで押し込む動き)ができなくなる。

一瞬であるが、右半身を置き去りにして左腰と左膝で踏み込む瞬間があります。

私はこれをセパレート・ラテラル・ムーブメントと言っています。

表現で言うと、トップで両膝に挟んでいたビーチボールがこの瞬間に真下にストンッと落ちる感覚です。この一瞬の間が作れると、タメが生まれて右サイドにフトコロがつくられるので、クラブを左に振っていくスペースができます。

ヤスさんのスイングもアップライトから身体に巻きつくフラットなプレーンに矯正されて、力強くなりました。

身体の各部位のゆるみがだいぶ解消されて、トップもコンパクトになりました。

体幹軸を真っすぐにしたまま振れるようになったので、曲がり幅が少なくなりラインの出せる球筋に変わったと思います。

次回のレッスンを楽しみにしています!

 


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