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スイングBefore・After (60)

2012年03月15日

本日のお客様は東京から来られたS教授(77歳)です。
お友達2人と1週間のトレーニングコースに参加しました。

 

最初の所見で感じたことは、飛ばしたいという気持ちの表れか、右へしっかり荷重してヒールアップしているのがわかります。
前傾が起きて重心が高くなっているところから、ボールを叩きにいっているので、フェースが被ってトップボールが目立ちました。

 

(スイングの改善点)

 

?    まず、改善のポイント1は、゛回転゛から゛捻転゛へ。
体を大きく右へ揺さぶって、ヒールアップして飛ばしていましたが、そこには上体と下半身の捻転差がまったくなく、ただクルクル回転しているだけでした。
胸の前で両手を十字に組み、左腰のピボットが動かないように、胸を回して体幹を消しゴムのように捻じります。
その時、左足はベタ足で右膝が伸びないように注意します。
S教授の場合、感覚的に上体が45度捻じれて左脇腹に張りを感じていれば十分です。
このちょっとした、張りがスイング時の捻転差すなわちタメを作ってくれます。

 

?    改善ポイント2は、バックスイングの上げ方です。
Beforeの動画ではヨッコラショと担いでいるように見えますが、ご本人の意識は出来るだけ大きな円弧で体から離すように上げていたようです。
Afterでは胸の回転と左腕の使い方が同調するように練習しました。
始動では左肘を支点にして前腕を45度回内させて、親指を立てる動きを取り入れました。
ポイントはいち早く左肘の角度をL字にして、左脇を締めて胸のラインに巻きつくように上げます。
左腕に意識をおくことによって、オーバースイングが矯正され、右胸の横へコンパクトに収まるようになりました。

 

?    改善ポイント3はアドレスの前傾です。
インパクトを点から線(ゾーン)に変えるには、しっかりした前傾とフトコロが必要になります。
太腿の付け根から上体を30度前傾して胸の面で地面を圧迫する感じを出します。
その状態でお尻を後ろに突き出して拇指球寄り荷重を置くと、下腹部あたりにフトコロが出来ます。
すると、手を左に振っていくスペースが確保できます。
そして、両方の土踏まずで押し合いへしあいの状態を作り、内股筋が緊張すると足裏に力が入ります。
そうすると、重心を低く保ったまま体幹を捻じることができ、インパクトからフォローにかけて体を早く回転することが出来ます。

 

?    改善ポイント4は体重移動です。
Beforeは切り返しで上体から打ちにいっていたので、腰が引けて左足に乗り切れていませんでした。
Afterではトップの捻転差(左脇腹の張り)を感じたまま、腰を飛球線と平行に押し込んで、左足外側の垂線上に左腰が当たってから回転するバンプの練習をしました、フィニッシュでは左足外側を高い位置からのぞき込めるところまで体重移動します。

 

一緒にラウンドされたお友達の皆さんが、5,6年前の飛距離に戻ったねと言って頂けるくらい、しっかりスピンの効いた高い球が打てるようになりました。
普通は加齢に伴い、しっかり体を回しなさいと言うのが一般的ですが、私はちょっとした捻じりを感じていることのほうが大切だと思います。
捻転を感じていれば、自然と体内に゛内力゛(作用と反作用)が生まれ、全体的にバランスが良く躍動感のあるスイングができるようになります。


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