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60代のゴルフ上達ヒント! シャローインパクトで飛んで曲がらなくなった

2014年01月28日

60歳代の方によく言われます。G1流60歳からのゴルフ上達法を確立して欲しいと。でもこれって、人それぞれの体格(姿勢)・柔軟性・パワー・スピード・平衡性等に違いがあるので、型にはめようとしても無理な話です。基本ラインは力みのない柔らかいスイングでボールをコントロールすることを第一と考え、シャロープレーン(横から払うスイング)で体に負担のないスイングを作り上げること。その方が、低重心化している現在のクラブ性能に合致していると言えます。

 

また、レッスンを機会に50〜60歳代の方々がどのように変化していったか、それを自分に当てはめるとどうなるのかを研究して頂くことで、ご自身の上達のきっかけになればと思っています。

 

タロウさん(68歳)は4年連続の来豪で、昨年は人生初のパープレーラウンドを経験しています。以前は一端右に飛び出してから低いフックボールになり、ちょっと失速する感じであまり距離がでませんでした。ダウンでキャスティングして、身体の回転が止まりフェースを返すとこうなります。そして何よりも危惧されたのが、大きなアークで飛ばそうとして(フォローでクラブを目標に放り投げるように振る)、背中腰を逆Cの字になるくらいにのけ反らして振っていました。(腰痛ヘルニア等の原因)

 

それが昨年から突然飛び出して(200Y→240Y)、高くキャリーのでるストレートボール(実際は曲がりの小さいベイビーフェード)が打てるようになりました。要因はインパクトゾーンの入射角が浅く(シャロー=フラットプレーン)なり、フェースローテーション(ヘッドの返り)が抑えられたことで、身体の回転を使って広角的にインサイドイン(脇を締めて目標の左に)振れるようになったのです。

 

ポイントは切り返しからハーフウェイダウン(右腰の高さ)までシャフトの内側が胴体から離れないように巻きついて下りてくる感覚なんです。トップで少しだけ右に傾いた背骨を軸に左半身(腰)を左後方に回す動作から始まり、腰の動きに伴い手と腕が下がって、自然と右肘が右脇腹に絞られる。この間、左肩の開きを我慢して手とクラブはなにもしない。シャフトの重みを真下に感じながら、右肩口下から身体に巻きつくようにおりてくる。シャフトが右腰の高さまで落ちてくるまで、両肩のラインはトップから30〜40度程しか開いておらず、グリップエンドは飛球線後方を指すのではなく、前方を指す。これがタメなんです。

 

この感覚を手に入れるまで、水道のホースのようなものを振ったり、シャフトが硬いものではなく、新体操のリボンのようになびいて身体に巻きつく感覚をイメージするんです。この時、クラブを立てて下ろそうとするような感覚がどこにあるでしょうか?まったくありませんね!

 

動画を見ても、上げた軌道からループを描いてシャロープレーンに切り替わる様子が見てとれます。本人の感覚ではスイングプレーンより下から(よりインサイドから)アンダー・ザ・プレーンで振る意識があります。それくらいでないと、本当の意味でインサイドアタックが出来ないからです。理想に近づくために最初はうんとプッシュボールの練習をさせたりもしました。

 

事前の素振り(実際は本人にとってはワッグル)でもシャローに振ろうとする様子が分かりますね。すでにおわかりかと思いますが、フィニッシュでシャフトが背中を叩くように縦に垂れていませんよね。左脇ががっちり締まって、左手は招き猫のようなポーズでシャフトが立ち、ヘッドはグリップより高く頭上にあります。シャフトが垂れるのはインパクト後の体の回転不足で、ただ前方に放り投げているだけ、要するに回転を横着しているだけなんです。

 

インパクト後に左足の上でスーッと真っすぐI字型に立ち、右足つま先で地面をトントン叩ける位置に来れれば、回転もポジショニングも完璧です。かなり左に振っている証拠です。少しプッシュしていたボールもこれで回転の良いストレートボールに変わります。ぜひ、参考にしてください!


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