ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

スイングBefore・After (96)

2014年03月07日

本日の生徒さんは1週間のトレーニングコースに参加された、はるきさん (68歳ゴルフ歴21年)です。最初の所見で感じたことは、アイアンでもウッドでもボールにぶつけて、そこでスイングが終わっちゃうんです。スイング軌道もオーバーザトップ(ダウンの始動を両肩の回転と手から始めるので目標線を横切るようにカット軌道)なので飛球が弱々しい。

 

(スイングの改善点)

 

1.スイング分析でインパクト前に手首が折れていることを発見。ダウンでクラブをキャスティングしてアーリーリリースになっているためだ。オーバーザトップもそうだが、グリップの緩みも考えられる。両手とも指の間に隙間(ギャップ)があり、右手と左手を離して握っているからだ。ギャップを作らず両手を詰めて握るようにした。左手親指はショートサムにして、両手の親指と人差し指の間はしっかり締める。これで、右手首の外側(甲側)を曲げたまま、下ろせるようになる。

 

2.バックで上半身(顔)も下半身も一緒に回ってしまうので、軸ブレ(スウェイ)を引き起こす。これを防止するには顔がまわり過ぎるので、アゴを動かさないように首から下特に胸の回転を意識させて、脇腹と内腿に緊張感を持たせた。また、アドレス時では土踏まずの垂線上内側に右腰をセットして、いわゆる逆K字のアドレスをとるようにした。これにより、クラブを手でヒョイッと上げる癖が矯正された。体の深い捻転を手に入れ、インサイドアタックが出来るようになった。

 

3.自分から見て左腕&クラブを7時に置き、右腕はトップまで振り上げて(グリップは右肩の横)シャフトは1時方向を指すポジションから、背中を後方にまわす(引っ張る)ことで、体幹の捻じり戻しでクラブが体の周りをまーるく回る感覚を得る(A Round Drill)を練習した。これにより、ダウンで頭が目標方向に突っ込む癖(ヘッドアップ)を解消。ビハインドザボールでインパクトし、右肩肩甲骨でアゴを押し上げられるタイミングで目標を見るようにした。背骨を中心に捻じり上げて捻じり戻すわけだから、飛ぶようになるはずです。

 

4.クラブを逆さに持って振るイメージトレーニングです。クラブをキャスティングしてカット軌道になるのは、切り返しで両肩と顔の回転からスタートするからです。ダウンの始動は、両肩と腰の回転角度差をキープしながら、左腰の回転と両膝をアドレスの位置に戻す動きから始まる。と同時にシャフトが背中に沿ってストンっと右腰横まで自然落下して、右肘が右脇腹横に絞られる。(この時シャフト及び両肩のラインは前方右45度を指す)やっと、ここに来て背骨を中心に左背中を後方に引っ張る動きと一緒にクラブをビュンッ振って欲しいのです。要するにトップからいきなりヘッドを振り回してはいけないのです。振るタイミングをちょっと遅らすだけでクラブが溜まってきます。

 

当てていただけのスイングが一週間でしっかり左に振り切れるようになりました。これまでは左へ振れば左に行くが固定観念だっただけに、よくぞ我慢してくれました。ヘッドがお尻の方から出てきて、目標の左45度に振る感覚(広角打法)で、球が高く遠くへ飛ぶようになりました。やっているうちに硬かった体もスムーズに回るようになりました。はるきさんのように加齢とともに益々飛ばす方が増えています。


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