ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

みなさんこんにちは!ゴルフに限らず、様々なスポーツの動作分析をする機会があり、毎日刺激的な日々を過ごしています。

それぞれスポーツには特有の動作があるが、ゴルフはスポーツ界であって最もボールを遠くへ飛ばす事ができる楽しさ・爽快感に加え、飛ぶ人はAdvantage 的快感を味わえる。と思えば、状況に応じてコントロールショットをしたりと身体の回転運動を制御する特徴があって知性と豪胆さを併せ持つ魅力的なスポーツです。

実験を試みました。果たして、ドライバーから打ち始め、ピッチングウェッジに至るまで身体全体の力加減(筋活動)はどのような反応を示すのでしょうか?

右打ちプロとアマチュア(HC25前後)のスイング時における筋活動を筋電図で比較しました。両者ともにドライバーから7番、PWと番手が下がるにつれて、下半身の大殿筋(お尻の筋肉)の活動が減少傾向になりました。

一方、脊柱起立筋(背骨の両サイドに付着する捻転時に必要とされる筋肉))及び両腕前腕部の筋活動においては、プロは番手が下がるにつれて減少、アマチュアの皆さんはドライバー時から殆ど変わらず高負荷傾向を示しました。

つまり、初級者は残り100ヤードの距離でもドライバーと同じ力加減で目一杯スイングしているということ。そしてよりコントロールが必要とされる場面で、上半身と腕の脱力ができていないという事がわかりました。

100切りに苦しんでいる人はグリーンを狙える距離になったら思いっきりスイングするのではなく、一貫性のあるソフトなスイングに重点を置いてみては如何でしょうか。


タイガーウッズに代表されるように、ダウンスイング初期において、シッティングダウン(椅子に腰掛ける様な動作)は爆発的な床反力を生み出す源と言われています。なぜそれが重要な動きなのでしょうか? 

ツアープロ(右打ち)を対象にした床反力、足圧分布、荷重配分、筋電図の研究は度々、米国版ゴルフダイジェストに掲載されますが、彼らの下半身には共通した動きが見られます。

 

切り返し直後に一瞬右足の力が抜け、重心が下方向に落ちて、沈み込み動作が見られたのです。この時、皆一流プロはシャフトが右体側に巻き付きムーチングしながら右腰横まで落下してきて角速度(タメ)を形成します。

 

ボクシングも同じで、強いパンチヒットを相手に喰らわす時、一度後ろ脚に荷重移動して重心を落としたところで、下半身を低く維持しながら腰の切れを使って踏み込むと、鋭く重いパンチが溜まって繰り出される。

 

 つまり、下半身の重心を落とすというのはクッションバネ的な役割、地面からのエネルギーをより多く身体へ伝達する為に必要な動きなんです。

 

身体動作的には、ダウンスイング初期~インパクト直前にかけて右足の力が抜けてから、右足土踏まずで強く蹴って左へ踏込む「抜重ー加重」の関係が反動動作となって、ヘッドスピードの加速につながります。

 

過度に体重意識を意識するのではなく、抜重(腕の重さ+クラブの落下)を感じる事が出来ればさらに飛びますよ!



 

 


前回もお話しましたが、アドレス時の姿勢はスイングにものすごく影響を受けるんです。頭部の質量が比較的大きい理由などから、直立姿勢は非常に不安定であることが分かります。

 

アドレス姿勢をとる際に主に影響を受けるのは、視覚や平衡感覚、筋感覚がありますが、その中でも筋感覚は非常に大切。人の身体は、安静時に真っすぐ立つと側方から見たときに重心が少し前に位置する構造をしています。

 

前に倒れないように、重力に対抗して姿勢を保つ筋力を「抗重力筋」と呼び、姿勢維持に重要な役割をしています。抗重力筋がはたらき、バランスが取れた姿勢を取るにはアドレス前に一度真上にジャンプしてください。

 

そうすると、写真の様に側方から見て脇の下、膝頭、母指球を結んだ地面と垂直のラインができます。インバランスフィニッシュができない場合はアドレス時の重心位置が一方に偏っている可能性が高いです。カメラや鏡を使って実践してみてください!

 

 


皆さんは様々な状況で、「てこの原理」を無意識に日常生活に応用していますよね。実は、ゴルフスイングにも、てこのはたらきが影響しているんです。

 てこの働きは主に、ある支点からの距離が遠ければ遠いほど大きな力が必要になるというのは経験的にわかる人もいると思います。(同じ物を掴む時、長い箸より普通の長さの箸の方が物をつかみやすいなど)

 下の二つの写真を見てください。重い荷物をヨイショッと持ち上げる時、どちらの方が少ない力で持ち上げることが出来るでしょうか。

 正解は②の写真で、同じ重さを持っているつもりでも、できるだけ体の近くで持った方が少ない力で素早く持ち上げることが出来ます。

 具体例で詳しく説明すると、
①は40cm先で30kgの物を持ちあげるとき、1200kgの力が必要になります。
40cm x 30kg = 1200kg

➁は20cm先で30kgの物を持ち上げるとき、600kgの力が必要。
20cm x 30kg = 600kg 

アドレスに入るとき、飛ばそうと思うがあまりに無意識にグリップが遠いところにありませんか?

グリップの位置が遠すぎるとスイング中、写真①の様に関節にかか負担が増して腰痛の原因にもなるし末端(腕)が重くなるので手打ちを誘発してしまいます。

身体にやさしいスイングをするには負担を少なくした姿勢(アドレス)が非常に大切です!


 
 


先日、僕の研究指導をしていただいている先生から非常に興味深いお話を聞きました。

それはテニスラケットを使ったある実験で、以下の3つのパターンの中で一定の条件下でラケットにボールをぶつけた時、一番反発(跳ね返るスピード)が大きいものはどれか計測したものです。

① テニスラケットを万力に固定した状態

② グリップを下向きにして地面にフリーで立てた状態

③ グリップを手で保持した状態

グリップがしっかり固定されているから、①の万力で固定したラケットが1番強く跳ね返ると予想した人もいるのではないでしょうか。

結果は、地面に立てただけのラケットはボールが当たると後ろに倒れますが、万力で固定した①と地面に立てただけのラケット②に違いはなく、3通りとも同じ跳ね返り方をしました。

これはボールがラケットの面に加えた力が、跳ね返る時にも同じ分だけ働くという作用・反作用の関係が影響しています。

これをゴルフに置き換えると、万力で固定した①の様に、インパクトの瞬間にグリップに力を入れてボールを押し込んだ方が一番飛ぶという説は間違いであると言えます。

大切なのはいかに効率良くヘッドスピードを高くするかであり、力任せに振るのではなく、握る力を最小限にして遠心力を感じて振ったほうが速く振れてボールに伝わるパワーも大きくなって飛ぶんです。

 

 


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