ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

今年も春の日本キャンプでは生徒さんのバンカーショットを指導してきました。バンカーを苦手にしている人は皆、上からガツんっと打ち込んで突き刺さるか、直接ボールを打ってしまって、上手くフワッとボールを上げることができない。

 

球をフワッと上げるにはバンスの使い方が鍵になる!最初に言っておくが、バンカーはフェースでボールを打つんじゃない。ボールの下にバンスを滑り込んだ際に下の砂に当たって上に跳ね返る。その時フェースに乗った砂がボールをフワッと持ち上げてくれる。バンスの跳ね返りを上手く利用するのがバンカーショットです。

 

山切りカット状のバンスを出すにはシャフトを少し右に倒しフェース面を真上に向ける。そのまま地面に接地させるとリーディングエッジは浮いてバンスの跡がつく。自分から見てフェースは開いて見えるが、開いているからといって右に飛ぶ分けじゃないから心配ない。

 

よって構えはシャフトが真っ直ぐか少しハンドレイトになり、ボール位置は真ん中より左足寄りに置きます。荷重は左6:右4の配分で立ち、アライメントはピンと平行に構えます。(今回からオープンスタンスは取らない)

 

またフワッと球を上げるにはグリップの位置を低く下げて(ハンドダウン)胸がボールに覆い被さる(カバーリング)構えで、トゥを上げてヒール側のバンスだけを接地させるつもりでいい。カバーリングしているとバックスイングも縦に上がりインサイドに引きにくい。上げるときはシャフトを立てて、グローブのマークが自分の方を向くように上げて、フェースが被らないように注意したい。

 

右手一本ドリルに見られるように、ヘッドの重み(ナイスリズム)で落下させてヒール側のバンスの跳ね返りと抜けを実感することが大事!遠いバンカーは砂をグリーンに運ぶイメージがあるし、短いバンカーはインパクト後に急角度で砂を真上に舞い上げるイメージがある。

 

最後にバンカーも腰の回転を使います。両肘と両腰が向き合い、グリップエンドとヘソの間隔を変えずに、左足土踏まずの内側で腰を切る。遠いバンカーは低くまーるく左へ振って、インパクト後に回転力UP。近いバンカーはユックリズムだが回転を怠ってはならない。両肘の畳みを早くしてシャフトを跳ねあげ、フェース面が自分の顔に迫ってくるように肘を抜く。

 

バンカーはフェースを目標に向けても右に向けても飛ぶ方向と関係ありません。山切りカットのバンスを意識して、目標線と平行に構え、それとシャフトが直角(T字)になるようにセットし、体の回転で目標の左に振り抜けば、フワッと上がって真っ直ぐ飛びます。是非、この打ち方で実感してください!


フェースを開いた時にバックフェースの下に三角形の山(凸)ができる。これって、フェース面が真上を向いてシャフトが右に傾いた(ハンドレイト)状態のことを指す。バンカーが上手くなるには、このバウンスシステムをよく把握しないと、いつになっても上達は望めません。

 

この形を維持して、素早くボールの下へ滑らせて砂をグリーンへ弾き飛ばす打ち方がエクスプロージョンです。砂の抵抗を加味して、同じ距離のアプローチのヘッドスピードの3倍が必要とされます。

 

安定した回転半径と加速をもたらすのは、支点と遠心力の関係。そして柔らかく滑らかなリストワークが必要。それがヘリコプターです(紐の先にスーパーボールのようなおもりを付け体の正面でグルグル回す)。

 

ダウン前半はヘッドの重み(自由落下をコントロール)し、インパクト付近で加速して一気にエネルギーを放出する。この時、腹筋と内腿の踏ん張り、左脇腹の後方への切れを使って加速します。ロングバンカーショットはこの3点が上手く稼働しないと、手打ちになりミスに繋がるので気を付けたいものです。

 

砂を弾き飛ばすイメージは砂に向かって打ち込むのとは違います。20cm×5cm位の長方形の木箱に入ったボールを横から水平に弾き飛ばす感じだと思ってください。


雨で濡れて固く締まったバンカーはとても難しいと思っている方が多いだろう。水分で砂が重いので、強く打たないと飛ばないだろうと思ってしまうのです。

 

この様な状況では、強く入れたり、スパッとボールの下を切るようなショットはかえって禁物です。あらゆるミスを誘発してしまいます。

 

動画に見られるように、ヘッドの重みを感じながら、下半身先行でゆったりと低く長いインパクトゾーンをイメージして振ることが大切です。自分の場合は水中でザブーンと水を掻くぐらいのタイムフレームのイメージを持っています。かなり振り遅れて下りてくる感じがあります。

 

フェースはあまり開かず、適度な砂の量を薄くとって、その砂を右手の平にのせてグリーンに運ぶように打てると、距離感が合います。

 

今回採用したSWはバンスの少ないGrind Works 86Aと86Dです。


前回のレッスンでアプローチ時には低重心フットワークすなわち体重移動を意識しないと本物の球は打てないと説明しました。

 

バンカーショットでも低重心フットワークが必要です!フットワークの使い方は、動画にみられる股関節の体操で体現できます。左踵近くに置いてあるボールを右手でタッチする時は、右肩を股の間に入れて腰を左に5cm程平行移動させる。この時右膝が地面に付くぐらい右内腿を中に絞り、右足土踏まずで地面を蹴ります。右からのエネルギーを左内腿で受け止めて、左膝が逃げないように正面を向きます。遼君や松山君も膝の使い方が柔らかく押し込んで打っていますから、ロブ系やバンカーショットの打ち方に着目してみてください!

 

アプローチとの違いはバンカーショットでは胸の面を起こして構えます。その分右手の平(フェースの面)が真上を向いたままボールの1インチ(2.5cm)手前からダルマ落としでもするかのようにサッとバンスを滑らして振り抜きます。右脇を締めて(右手首甲側の曲りを伸ばさないように)体幹の捻じり戻し(左背中半身を後方に引く)でまーるく振れば自然と目標の左へヘッドが回ります。低く長いインパクトゾーンを意識して、フットワークを使って左足付け根のコマネチラインにしわが寄るように、重心を低くキープして押し込むんです。そうでないとフェースに乗せて運ぶショット(柔らかい球)は打てません。

 

バンカーショットはこの回転スピードで距離感を調整します。上からドンッと打ち込んだら体の回転が止まって砂に刺さるだけで、前に飛んでくれません。

 

動画は5ヤードのショットだが、肩幅よりうんと広いスタンスで低重心に構える。バンカーはダフらせるんだから長く持てという人がいるけど距離に合わせて短く持ったほうがいい。(アプローチと同じ距離の場合、バンカーショットは砂の抵抗があるから3倍の回転スピードが必要と言われている)


G1で習うシャロープレーンを語る上で、前上がり(つま先上がり)のライが打てないと話になりません。シャロープレーンつまり後方から見た時にシャフトと地面で作られる角度が浅いインパクトゾーンのこと。

 

このライからダフらず、左に飛ばさない(フックさせない)ように打つのがG1流!バンカーショットでも一緒です。膝や腰の高さにあるボールに対し、シャフトを寝かして横から払い打つ感じで、体の回転と両脇のコネクションを意識して、フェースオープンのまま左肩の高さより低く左へ振り抜きます。

 

再三言っているように、クラブのトゥ側を上げて、ヒール側を滑らせるように打つのがコツです。

 

このショットのポイントは遠心力に一任して、ヘッドを広角的にまーるく振ることが目的なので、打った後、体の正面が目標を向き左足荷重になります。まーるく振ったらたまたまそこにボールがあったぐらいの意識が必要です。

 

なので、インパクトでフェースをスクエアに戻そうとはしません。フェースをスクエアに戻す意識が強いと体の回転が止まり、点のインパクトになって様々なミスを誘発します。


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