ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

スイングBefore・After (52)

2011年12月14日

本日のお客様は東京から来られたシンさんです。1週間のトレーニングコースに参加しました。

レッスンを受けたことがなく、これまで雑誌等で見聞して学んできたことが正しいのか?
また、ヘルニア持ちに負担のないスイングを身につけて腰痛の不安を払拭したいとのことでした。

最初の所見で感じたことは、身体全体に力がみなぎり、飛ばしてやろうオーラでガチガチ。
できるだけ大きな円弧でシャフトを立てて振ろうとするため、トップで右脇が大きく空いて上体が左へ傾く癖がありました。
そのため体重が右足に残りがちで、外からカット軌道で振りおろしていたので高く上がり弱々しいスライスボールを打っていました。

(スイングの改善点)

?腰痛持ちの為、腰を突き出してふところのある前傾姿勢をとることに抵抗を感じていました。
そのため突っ立った高重心の構え(踵体重)になっていました。

正しいアドレスの取り方は、まず足を肩幅に開き、背筋と腹直筋を縦に伸ばして立ち、あごを軽く引きます。
次に、ズボン横の縦ラインが地面と垂直になっているのを意識しながら、骨盤から上を30度お辞儀させます。
この時に、両膝を少し曲げて片方の手で下腹をさわって、フトコロがあるのを感じて下さい。
そして、両肩から腕がだらんっとぶら下がった所にグリップがくるようにします。
腰は後ろに突き出すとかえって反り腰になって腰への負担が増してしまいますので、気をつけたいものです。

シンさんの場合、超ハンドファーストに構えていたので、両肩と両腰のラインが目標線よりかなり左を向いた構え方になっていました。
それと両肘を突っ張ってヘッドを地面に押しつけるようにしていたので、背中と両肘でクラブを吊るようにして、グリップを身体の正面で構えて肩と腰のラインを意識的にクローズになるよう調整しました。
高重心でかかと寄りだった荷重を拇指球と土踏まず側に移動させることで、以前よりフラットな軌道(ワイド&シャロー)で振れるようになり、ボールがつかまるようになりました。
また、正面から見た時は右足土踏まずから上に垂線を引いて、右腰がその内側に入るように右サイドを押し込んだ構えに矯正。

?オーバーワークと言えるぐらい大きなバックスイングをしていたのを、ショートバックスイングに矯正。左腕が地面と平行の高さになった時に、グリップエンドが飛球線後方を指し、シャフトが右肩口を横切るプレーンを意識することにより、ヒンジング&コックのトップから手首のコックをリリースしてインパクトするスイングに変更。地面に縦線を引いてアドレス。
右頬横あたりの楽なトップから腕とクラブヘッドの重みでソール部分を線上に落下させ、線から先をきれいに削っていく練習をして、身体の正面でインパクト&リリースする感覚を磨きました。ヘッドを落とせるようになると、自然に力みと叩きに行く動作が消えていきました。

?ダウンスイングにおいて、クラブの振り遅れが原因で下半身の暴れが目立っていました。
そこで、インサイドアタックドリルを用いて、身体が開かないうちにクラブヘッドが身体(グリップ)をパス(追い越す)して身体のまわりをまーるく振る感覚を身につけました。
目標の30度右を向いてアドレスしたら、体幹がまだ右斜め下を向いている間にクラブヘッドが身体をパスする。
この時、グリップは右足内腿の前でストップさせてヘッドをパスさせると、つかまりのいいドローボールが打てるようになった。この練習で、ダウンの右足ベタ足の感覚が理解できるようになり、身体の正面で捉えられるようになった。

?インサイドアタックドリルで柔らかく捕まりの良い球が打てるようになったら、バンプ動作(トップの捻転差を変えずに左足外側の線上まで身体を押し込む動き)まで楽に出来るようになりました。球筋も中弾道でスピンの効いたボールが打てるようになり、飛距離が伸びました。

基本的に腰に負担のかかる構えや動きを封じ込めたら、以上のスイング構築に至りました。
生涯スポーツの一環としてこれから長くゴルフをしようと思ったら、力みや過度の動きは極力避けたいものです。
それでは、短期間で変身したスイングをご覧ください。
身体を押し込む動きが顕著です!


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