ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

スイングBefore・After (53)

2011年12月15日

本日のお客様は岐阜県からお越しのトドさんです。1週間のトレーニングコースに参加しました。ゴルフ歴25年でベストスコアが76。もっと上手くなって競技ゴルフにも出てみたいそうです。それには、アイアンショットの精度を高くして、もう少し高い弾道で飛距離が欲しいとのことでした。
最初の所見で感じたことは、アドレスで脚がガニ股で狭いスタンス。それと極端なかかと荷重。バックスイングは手でヒョイッとあげるため、体幹に捻じれ感が全くありませんでした。そのため、重心が高く、身体がその場でクルクル回転しているだけで、スイングに躍動感がありませんでした。

(スイングの改善点)

?シンさん同様、高重心かかと荷重のアドレスを矯正しました。まずスタンスを肩幅まで開き、背筋と腹直筋を縦に伸ばして立ち、あごを軽く引きます。次に、ズボン横の縦ラインが地面と垂直になっているのを意識しながら、骨盤から上を30度お辞儀させます。この時に、両膝を少し曲げて片方の手で下腹をさわって、お尻を高く構えます。そして、両肩から腕がだらんっとぶら下がった所にグリップがくるようにしました

?高弾道の球を実現するためには、ロフトを立てて上から打ちこむ動作(手の返し)を止めて、ロブショットを打つようにフェースを寝かせて、ワイド&シャローな入射角で入れてくる必要があります。そのためには、グリップと両腕の三角形でできたフトコロ(間隔)を変えないように、胸の回転を意識して、テークバックを少しワイドに引く必要がありました。画像でも体幹の捻転が顕著に見られ、スイング中、右サイドにフトコロが感じられるようになっています。

?これまでは、頭を右に残してクラブヘッドと引っ張り合うフォローで打っていた為、体幹が右に傾いて肝心な体重移動ができていませんでした。そこで、バックスイングもワイドならダウンも身体を押し込んでワイドなフォロースルーにする必要があります。まず、トップでできた捻転差を変えずに、左腰が左足外側に刺したシャフトまで腹圧を意識して押し込む動作(バンプ)を練習。この時、胸の面がボールに被さる(カバーリングザボール)動作を意識して打てると、身体の正面にヘッドが戻ってきて、低く長いフォロースルーが実現できます

?左手は親指を長く伸ばすロングサム、親指拇指球でグリップを押しつぶすように強く握っていました。逆に右手はフィンガーでルーズに握っていました。これはフック系の方によく見られる左手ガチガチ・右手ゆるゆるタイプです。これを5本指の中で一番繊細なフィーリングを持つ親指と人差し指で軽くタッチして、両方の拇指球で押さえつけないソフトグリップに矯正しました。左手はフィンガー主体でショートサムに、右手は中指と薬指の付け根にシャフトをくるむように少し深めに握るようにしました。このグリップに変えたことで、ヘッドに自由性がでてヘッドスピードがでるようになりました。

短期間でしたが、完全な手打ちスタイルから体幹の捻転と移動を使ったダイナミックバランスで振れるようになりました。ボールの弾道も2倍ぐらい高くなり、飛距離も出ているように思います。股関節の柔軟性をつけて、より一貫した動きを身につけて下さい!


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