ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

スイングBefore・After (90)

2013年12月02日

本日の生徒さんは5日間のトレーニングコースに参加したタニーさん(72歳)です。お歳を感じさせない、非常にタフで研究熱心な姿勢には驚きました。

最初の所見で感じたことは、典型的なギッタンバッコンスイング。バックで左肩が下がりダウンで右肩が下がる、いわゆるリバースピボットでした。フィニッシュでバランス良く立つことができません。原因は体幹の捻転不足で、クラブを大きく振り被るリフトスイングになっていたからである。上体が強いために軸がぶれて、いつの間にか身体の正面で捉えることを忘れていたようです。

5日間で、芯のあるボディーターンスイングにチェンジしています。どうぞご覧あれ!

 

(スイングの改善点)

 

1.アドレスが棒立ち・猫背・踵体重。スイング中お腹に力が入らないのでバランスを崩しやすい。お尻を引いて下腹を下から突き上げる。太腿のつけ根から前傾して、親指拇指球寄りに荷重して、スイング中腹筋を使えるようにした。また、ボールを右足前に置いてハンドレイトに構えていた。打点が右足前になるのでインパクトで左手首甲側が折れやすく、体重移動が不足していた。ボール位置はセンターから左、グリップエンドは左太腿の内側を向き、ハンドファーストに構える。右腰骨を飛球方向に押し込み逆K字型の構えになるように努力してもらいたい。

 

2.腕のリフトからくるオーバースイングとリバースピボットの矯正。逆K字に構えると背骨の角度が少し右に傾く。この角度を変えずに胸の回転を意識して腹筋を捻じる。その時にグリップと胸の間のフトコロを潰さないように、両肘に余裕を持って右肩の横にあげる。この時、胸の面は右斜め下を向いている感じです。

 

3.棒立ちで股関節が割れていなかったので、ダウンで腰を地面と水平に回そうとすると、腰の開きが早くなり、足元がバタバタしてしまう。太腿のつけ根から前傾することで、ベルトラインの傾きを意識したスイングが出来るようになった。腰の位置を高く保ちへそを下に向ける。すなわち、左腰は斜め上方に切り上がり、右腰はボールの方向(下方)に押し込む動き(腰は斜めに使うもんだ)を理解できた。これで腹筋の捻じり上げ捻じり戻し、足裏で地面をバイト(つかむ)する力強さが加わった。

 

4.これまで左へ振りたくても全くできなかったそうです。前傾が起きてスタックしていた経緯もありますが、大事なことは低いボールを打つつもりで、ハンドファーストをキープ(グリップエンドが左腰をさす)したまま、ハの字の左側のラインに沿って低く振り抜いて行けるかがポイントです。左足下がりのライで、ヒールからヒットダウンして左脇を締めて左へ振り抜けるようになったのでコントロールが抜群に良くなっています。

 

短期間でしたが、念願のオーバースイングが矯正されて、左足の上でバランス良く立てるようになりました。これまでは一端右に出てフックで戻ってくるボールだったため、そのまま右にすっぽ抜けるボールもよく見られました。それが、出球がストレートに飛ぶようになってよく距離も出ています。あんなに右から回していたボールがウソのようです!


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