ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

スイングBefore・After (91)

2013年12月22日

本日の生徒さんは10日間のトレーニングコースに参加されたカズさん(アベレージ90前後)です。

最初の所見で感じたことは、典型的なギッタンバッコンスイング。バックで左肩が下がりダウンで右肩が下がる、いわゆるリバースピボットでした。フィニッシュでは荷重が後ろ足に残る傾向が見られました。

 

(スイングの改善点)

 

1. 極端なハンドファーストが影響して、荷重配分が7:3ぐらいで左足荷重になっていた。バックでは左足一軸で回転するため、右腰が引けて上体が左に傾く傾向があった。それを助長していたのは、シャフトを垂直に立てて上げようとしたためだ。体を捻転するベクトルの方向とは明らかに違う上げ方だと肩や腕に力みが生じた場合、腕のリフト力に体幹が負けてギッタンバッコンスイングになるのです。

 

2.想像してみてください。体幹の捻転と一緒にクラブが上がっていく(力の発揮できる)方向というのは弓道で言う、弓を引くポジションとよく似ています。左手に弓を持ちブレないようにして、背骨を軸に胸襟を開いて矢を真っすぐ右肩の方向に引くと、弦(筋肉がストレッチ)が伸びる。だから、バックの時に起点となる左手が大きく体から離れていくと、肝心の体幹が捻じれなくなるんです。ですからシャフトは天に向かって持ち上げるのとは違います。

 

3.右手が極端なウィークグリップで上からかぶせるように握り、左手がフックでぞうきんを絞るようなテンションで握っていました。このように両手のひら間でケンカ状態にあるグリップは、両肘をブロックして上体が力みやすいし、スクエアフェースがフィーリングとして伝わってこないために、手をこねやすい。スクエアだろうがフックだろうが両手のひらの面が平行になるように握れば、スクエア感がフィーリングとして伝わってきます。一端右手を下からフック気味に握らせて、スイング中右手のひらが左手の下にあるイメージで打球させて、手の返し(フェースローテーション)を抑えるイメージを持たせた。

 

4.極端なハンドファースト(逆K字)からハンドレイトになるぐらいY字で構えさせて、始動で一瞬ヘッドを置き去りにしてシャフトのしなりを感じて体幹の捻転で上げるようにした。これが出来ると、右股関節が切り上がり、右お尻に今までなかった緊張が加わり、右への荷重移動が楽に出来ます。右に乗れることで、左サイドから動き出せる間が作れるようになります。

 

5.ダウンで左肩が開かないように、左サイドを猫背にして、捻じった腹筋を捻じり戻す動きとフットワークで切り返すようにした。これまでのダウンはいきなり右腰を回してしまうので上体が起きやすく脚がバタバタしてしまっていた。それをトップの右股関節が割れた姿勢を維持したまま、左足小指方向に一端踏みこんで、左膝に荷重が乗ってから体を回転させるようにして、体の開きを矯正した。

 

小気味のいいワッグルも加わり、歯切れのいいドローボールが打てるようになりました。元々パワーがあるので、コンパクトなトップになっても本当に良く飛びます。10日間で、上体の力みを抜くコツを理解されて、クラブのしなりを感じてスイングができるようになりました。


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