ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

スイングBefore・After (114)

2014年11月15日

本日の生徒さんは1週間のトレーニングコースに参加された、ひさおさん (65歳 ゴルフ歴35年ベストスコア79)です。最初の所見で感じたことは、ゆったりしたテンポで上げてトップで一呼吸必ず止まる。この時に右肘を背中側に引っ張りこみフライングエルボーになってピボットが左に傾きやすい。そのため、軸が前に突っ込みやすく、左に巻くボールが出る。

 

(スイングの改善点)

 

1.スイング軸を安定させるのにレッグクロス左足一軸ドリル(左足前右足後ろ)を採用。前傾と体幹の太い軸(脇の下から太腿の付け根のラインを消しゴムのように捻じる。特にひさおさんには背中側の捻転捻じり戻し)を意識して、ダウンでは腹筋の捻じり戻しを左足付け根のコマネチライン及び左内腿でしっかり受け止めて、フィニッシュでは両肩のラインが地面と平行になるように振り切る。このドリルでバランスを保てるということはすべての均衡がとれている(バックスイングで力みがない、軸が真っ直ぐ、目とボールの距離感、コネクションが良い)ということ。

 

2.レッグクロス一軸でバランスがとれるようになったら、ノーマルの左足一軸ドリルのアドレスで打球。左膝は曲げて、右膝を真っ直ぐに突っ張って構える。右へのスエーを最小限に抑えるため、右足土踏まず垂線上に右腰がくるように逆K字型の腰の入った構えをとり、背骨を10〜15度右に傾けて構える。すると、荷重配分は左6:右4になる。右足をつっかえ棒感覚にして、右への荷重移動は禁止。体幹を捻じった時に左膝を前方に出さないように、左足内腿と土踏まずを内転させてバランスをとる。グリップの位置が下がり、低重心のどっしりした構えに修正。

 

3.フックの原因にトップで左手甲を外側に折る(バウデッドリスト)ことによるシャットフェイスとフライングエルボーによるシャフトクロスが起因している。矯正にはトップ時の左手首に窪み(カップリングリスト)をもたせ、フェースを開く感じであげる。また、右脇が開かないように右肘を立ててあげて、シャフトを右肩後方に倒す(レイドオフ)イメージで上げます。

 

4.バックスイングで両腕を一端遠くに離してから、体を回すとインサイドに引きすぎてしまう。軸がブレてスイングプレーンから外れる。捻転ではなくクルクル回しているだけになるなど、オーバーワークの原因になる。クラブを前方に振り上げて(自分から見て3時)、その反動を利用して右太腿前で右手にバトンタッチしてタイミングよく右肘を曲げて手首をコックする動作(ピックアップ)を取り入れて、オーバースイングを矯正した。

 

5.トップから右手で打ちにいってボールを突っつく傾向がある。トップで作った肩と腰の捻転差を変えずに左腰から巻き戻し、一瞬右肩を置いておく間(タメ)が必要。そして、右肘を右脇腹に密着させて伸ばさずに、右手を短く使って(手の平で左脇を叩く感じ)、背中で捻転を巻き戻すイメージを持つ。さらに、フィニッシュで左腕は招き猫ポーズをとり、右肘は胸に巻き付いて、シャフトが立つ。ヘッドは頭上にあってソールが真上を指す。フェードアクションのイメージが抜けの良いスイングとなる。

 

短期間でたくさん直しましたね。トップでシャフトがクロスするほど、大きなスイングで振っていましたが、その部分は手打ちでオーバーワークなんだということを理解していただきました。その結果、手を返して打つフックアクション、オーバースイング、脇が空くなどが矯正されて、コンパクトに振れて、軸のブレがなくなりました。今後も力みのない楽なコンパクトトップと一軸ドリルの練習を続けて、スイングで打てるよう磨いてください!


Archives

website by Cube Net