ゴルフの才能を開花させる、最先端オーストラリア ゴルフ留学

スイングBefore・After (117)

2014年11月26日

本日の生徒さんは2週間のトレーニングコースに参加された、タミーさん (50歳ベストスコア85)です。

 

最初の所見で感じたことは、ギッタンバッコンつまり明治の大砲である。バックスイングで右腰のピボットが右斜め後方へスエーして、左脇腹が縮むためである。その為、トップで右脇が開き(フライングエルボー)、シャフトクロスする。その反動はダウンで右肩が下がり、荷重が右に残りやすい。ミスショットはダフリが多い。

 

(スイングの改善点)

 

1.背骨を中心に体を捻転できるポスチャーへ矯正。正面から見て、(アイアンの時で10度、ドライバーで15度)背骨を右に傾けて、右足土踏まずの垂線上に右腰が乗るように、逆K字型に押し込んで構える。また、戦国時代の鎧をまとったイメージを持ち、スイング中両脇腹が縮まないように、腹直筋を上下に緊張させて構える。(縮んだら鎧に肉が挟まって痛いイメージ)

 

2.左手甲が下を向いてシャットに上げる癖がある。両脇をかるく締めて両肘内側に窪みを持たせて(クラブを吊って肘にゆとり)構えます。バックスイングのスタートは両肘と両腰が向き合い(その距離を変えずに、グリップエンドの高さを変えずに)右肩と右腰を後方に引いて一緒にスタートする。右腰横で右手の平が正面を向きフェースがスクエアであるか確認。ワンピーステークアゥエイが出来れば、あとは左手親指を立てて(サムアップ)タイミングよく右肘を畳み、右脇が空かないように右肩の方向に手首をコックする。これでコンパクトなトップができる。

 

3.トップ付近で右腰が右足土踏まずの垂線上を超えてスエーする。普通トップで右腰が引けるのは薦められないが、タミーさんの場合は背中と右のお尻がターゲットを向くぐらい回すことで、右腰のスエーを矯正。右足付け根のコマネチラインにしわが寄り、荷重を右足土踏まず内側で踏ん張ることで体幹の太い軸を感じ取れるようになる。

 

4.スイング軸を安定させるのにレッグクロス左足一軸ドリル(左足前右足後ろ)を採用。前傾と体幹の太い軸(脇の下から太腿の付け根のラインを消しゴムのように捻じる。ダウンでは腹筋の捻じり戻しを左足付け根のコマネチライン及び左内腿でしっかり受け止めて、フィニッシュでは両肩のラインが地面と平行になるように振り切る。このドリルでバランスを保てるということはすべての均衡がとれている(バックスイングで力みがない、軸が真っ直ぐ、目とボールの距離感、コネクション(脇の締め)が良い)ということ。

 

5.アドレス時に色々なことを考え固まることがある。スイングは流れ(パワーフロー)である。毎ショット一定のプリショットルーティーン(素振り2回→腹式呼吸2回→肩回し→セットアップ→ワッグル&タッピング2回→ヒット)の中でリズムを遵守し、後方から歩き出してヒットまで10秒以内で打球することを心掛ける。この間、ボールとターゲットを結ぶ点と点の仮想ライン(弾道)の視覚化(ビジュアライゼーション)を集中して行う。ボールを凝視するのは3秒以内におさえます。そして、OB&ハザードや同伴競技者の素晴らしいプレーに動揺しないこと。自分のプレーとフォーカスに集中すること。

 

練習場で球数を打つことは勿論大事だが、日本の練習場みたいに下から出てくるボールを打つだけでは本番で上手く打てないと断言する。大体の目測やフィーリングだけで打球する癖を体が記憶しちゃうと、本番ではとんでもない方向を向いているし、ちょっとでも考え事をしたらイメージと違った動きをしてしまう。タミーさんはスイングを克服したと同時に、このことに気づいてショットからパターまで流れるリズムで打てるようになりました。ナイスコンタクト率が高まり、ベストスコア更新間近です!


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